大人気!韓国インテリアとは?

近年人気の韓国インテリアとはどのようなテイストなのでしょうか。
また、韓国インテリアにするには、カーテンや小物などはどんなものを合わせたら良いのか深堀していきたいと思います♪

韓国インテリアとは?

そもそも韓国インテリアとは、ベージュ、白、淡い木目調など、全体的にペールトーンでまとめられたやさしい雰囲気のあるインテリアです。
ざっくりとした感じですが、韓国の伝統的な建築…という意味での内装ではなく、今トレンドのテイストです。

そして、「シンプル」「レトロ感」というのも非常に重要です。
あまりものを置かず、すっきりとさせることで韓国っぽい雰囲気を演出できます。
さらに、小物は曲線のあるものを選ぶと◎。例えば、フラワーベースやミラーなど。
丸みをおびたものをチョイスすることでやさしい雰囲気とどこか懐かしい感じを醸し出します。

韓国インテリアはなぜ人気に?

近年、韓国インテリアの人気が急上昇しています。その理由とは・・・

韓国アイドル・ドラマの台頭

韓国のアイドルグループが日本でもデビューする機会が増え、テレビやSNSに登場することが増えました。
洗礼されたアイドルたちのメイクやファッションを真似する中で、自然とインテリアにも派生したと考えられます。

また、韓国ドラマは動画配信サービス等で手軽に鑑賞できるようになりました。
ドラマの中では、大衆的な家の中やおしゃれなカフェなどインテリアに関連する場面がしばしば出てきます。
韓国のカフェは、非常におしゃれで若者からの指示も高いため、憧れを感じる方も多いのではないでしょうか。

低価格で取り入れやすい

韓国インテリアは比較的低価格な小物を取り入れることが多く、誰でも真似しやすいという親近感があります。
人気のテイストである「北欧インテリア」と比較すると、北欧テイストはヴィンテージのものや、木をふんだんに使ったものがメインとされ、ファブリック製品もマリメッコなどの比較的高価なものが好まれることが多いです。対して、韓国インテリアは百円ショップなどプチプラなお店にも売られているキャンドルやミラーなどで韓国っぽいインテリアを楽しむことができ、若者からも支持されていると考えられます。

韓国インテリア×カラー

基本のカラーバランス

まず、インテリアの基本のカラーバランスについてです。部屋の中を構成するカラーは「70:25:5」と言われています。
最も面積を占めるのが「ベースカラー」と言われており、次に色が多いのが「アソートカラー」、最も小さい面積を占めるのが「アクセントカラー」です。

ベースカラーとは、床・壁・天井など内装の基本となる色のことを指します。
アソートカラーは、建具・カーテン・家具・ラグなど、インテリアの主役になる色です。
アクセントカラーは、クッション・ソファカバー・オブジェなど部屋のテーマとなる色で、好みや季節によってチェンジすることも多い部分です。

韓国インテリアのカラーバランス

韓国インテリアのベースカラーは、白・アイボリーです。
全体的にこの色でまとめることが基本となります。

アソートカラーは、淡い木目調などのベージュ
アクセントカラーは、イエローやピンクなどのかわいらしいカラーが韓国っぽいインテリアとなります。

色を多数使うのではなく、全体的に淡い色でまとめられた中に、アクセントカラーをポイントで入れましょう♪

アクセントカラーは、インテリアによって入れる場合と入れない場合がありますが、入れることでおしゃれ感や明るさがアップします♩

こちらの写真は、ベースカラーをホワイトでまとめており、アソートカラーとなる家具はベージュを、アクセントカラーはピンクをチョイスしています。お花でアクセントカラーをワンポイントとして入れており非常にかわいらしいインテリアです。

韓国インテリア×テイスト

韓国インテリアには大きく分けて、やさしい雰囲気でまとめたナチュラル系、すっきりとスタイリッシュにまとめたモダン系の二通りがあります。

韓国インテリア×ナチュラル

ナチュラルなテイストはまさに韓国インテリアの王道ともいえる、ホワイト~ベージュのペールトーンでまとめたインテリア。
部屋に取り入れるアイテムも、ホワイト系や淡い木目調でまとめるとさらに統一感がUP。

こちらは全体的にベージュでやさしい雰囲気がかわいいインテリア。チェストは淡い木目調でトレンド感のあるものをチョイス。
曲線的な花瓶や置き物など、韓国インテリアの要素が盛りだくさん。レースカーテンのみですっきりとした窓まわりも特徴です。

こちらは、ピンクベージュでまとめたお部屋。ラタンで作られた家具やバスケットが韓国風で、レトロ感のあるインテリアです。

韓国インテリア×モダン

ホワイトをベースカラー、黒やグレーをアソートカラーにしたモノトーンな色味に、スチールやステンレスなどのシルバーをアクセントカラーとした韓国風モダンインテリア。

写真のお部屋左側に共通してある「モジュール家具」も韓国インテリアのポイントです。
モジュールとは、元々建築における単位や基準となる寸法のことを指します。
モジュール家具は、板やボックスなどの基本部材を組み合わせてできる収納家具です。用途やお部屋に合わせて組み立てができるのでフレキシブルに使えるのがメリットです。また、脚やフレームがスチールになるので、韓国っぽさが演出できます◎


韓国っぽいカーテンとは?

カーテンは部屋の大部分を占めるので、部屋の印象を大きく左右します。
韓国インテリアに近づくカーテンの色や柄をご紹介します♪

無地×ホワイト系

カーテンは白っぽい色~ベージュの色が韓国っぽさを感じさせます。
ベースカラーやアソートカラーに合わせることで、全体的に統一感のあるお部屋にすることができます。

こちらのお部屋はベースカラーのホワイトに合わせたカーテンを掛けています。
統一感はもちろん、壁の色とほぼ同様の色なのでお部屋が広く見えます。
さらに、カーテンを天井付近から吊るすことで天井が高く見える効果も。
すっきりとしていて解放感のある素敵なインテリアとなっています。


こちらは、レースカーテンのみのスタイル。ふんわりとしたレースカーテンがやさしい雰囲気を演出しています。
柄の生地よりも無地をチョイスすることで、部屋のテイストを邪魔することなく、まとまっています。
マンションなどの人の視線が気にならない箇所はレースカーテンのみでも◎おしゃれな空間になります。

無地×ベージュ系

こちらのカーテンは、生成りのようなやさしい色味の生地。
天然素材ライクなので麻のような風合いを楽しめます。天然素材のような生地は、見た目も柔らかい雰囲気になるので韓国インテリアにおすすめです。
また、天然素材ライクの生地はメンテナンスにおいてもご家庭の洗濯機でお洗濯できるので簡単です。

こちらのお部屋のカーテンは、ベージュ寄りのアイボリーで少しハリのある生地が特徴です。
遮光機能がついているカーテンは生地の特性上、艶やハリが出やすいのでクールな韓国インテリアにおすすめです。
また、遮光がついているので寝室など光を遮りたいお部屋に適しています。

ギンガムチェック

韓国ファッションで人気のあるチェック柄ですが、部屋に取り入れてもかわいく、レトロ感を楽しめます。
特に、ベージュ×ホワイトのチェックは、韓国風のお部屋に合わせやすく、初心者さんにもおすすめのカーテンです。
下のお部屋は、ラグとカーテンをベージュトーンで合わせていて、おしゃれな雰囲気です。

こちらのお部屋は、カーテンとテーブルカバーをチェックで合わせたインテリア。
アソートカラーがベージュで統一感があり、落ち着いた雰囲気のある素敵なお部屋です。

まとめ

韓国インテリアには、大きく分けてナチュラル系とモダン系があります。
ナチュラル系はベージュ、白、淡い木目調でまとめられたやさしい雰囲気に包まれた空間を、モダン系はモノトーンにシルバーやステンレスなどのアクセントカラーを入れたすっきりとした空間を指します。どちらにも共通しているのが、「シンプル」かつ「レトロ感」です。曲線のある小物をプラスすることで一気に韓国インテリアに近づきます。
また、カーテンはアソートカラーに合わせたホワイト、ベージュ系がおすすめです。天然素材のような生地だと見た目もやわらかい雰囲気のため、ナチュラルテイストにぴったりです。遮光などの少しハリや艶のある生地は、スタイリッシュな雰囲気と相性が良いのでモダンテイストな空間に◎。

色、小物、カーテンの生地感を意識して韓国風なお部屋づくりを楽しんでみてください♩

おすすめカーテン

出典

株式会社トランス
株式会社 木下商会
株式会社Tesera