モダンなインテリアって?スタイリッシュなお部屋をつくるコツを解説!

モダンインテリアとは

「モダン」とは、英和辞典で「近代的な」「最新の」と訳されます。
モダンインテリアとは、スタイリッシュで都会的な内装を指します。

ナチュラルインテリアとは反対に木製の家具は比較的少なく、クールな印象のインテリアです。
モダンインテリアと聞いて石目調やタイル、ブラック系の色味などをイメージされる方も多いのではないでしょうか。

また、モダンインテリアをかみ砕いていくと、ナチュラルモダン、和モダン…など様々なテイストの「モダンインテリア」が存在します。
このページでは、そんなモダンインテリアの種類と、インテリアのコツをご紹介します。

モダンインテリア×カラー

インテリアの基本のカラーバランス

インテリアの基本として、部屋の中を構成するカラーは「70:25:5」と言われています。
最も面積を占めるのが「ベースカラー」と言われています。次に色が多いのが「アソートカラー」、最も小さい面積を占めるのが「アクセントカラー」です。

■ベースカラーとは、床・壁・天井など内装の基本となる色のことを指します。
■アソートカラーは、建具・カーテン・家具・ラグなど、インテリアの主役になる色です。
■アクセントカラーは、クッション・ソファカバー・オブジェなど部屋のテーマとなる色で、好みや季節によってチェンジすることも多い部分です。

モダンインテリアのカラーとは

モダンインテリアのカラーは、基本的にホワイト、ブラック、グレーなど、無機質なカラーがメインになります。
比較的シンプルで落ち着いたイメージです。

■ベースカラー:ホワイトやグレーなどを壁や天井に使うと、その他の色にブラックなど深みのあるカラーを合わせやすくすることができます。
■アソートカラー:グレーやブラック系統、ブラウンなどの落ち着いた色だと全体的にまとまりが出ておすすめです。
■アクセントカラー:シルバーやゴールド、観葉植物などのグリーンで色を入れるとおしゃれな雰囲気に。

テイストで選ぶ!モダンインテリア

モダンインテリアとは、かみ砕いていくとさらに様々なテイストに枝分かれしています。
お気に入りのモダンテイストを見つけて、素敵なお部屋を作っていきましょう!

ナチュラルモダン

ブラックやグレーなどのダークトーン+木目調などの自然素材を入れ、ナチュラルな雰囲気とモダンな雰囲気をミックスにしたテイストです。
クールな印象になりつつ、暗くなりすぎないところがポイントです♪

インテリアのカラーはベースカラーがホワイト、アソートカラーが木目調、アクセントカラーがブラックだとバランスのとれたナチュラルモダンインテリアとなります。ゴールドやシルバーをアクセントカラーに入れるとモダンな印象が強く、グリーンなどの植物を入れるとよりナチュラルな印象になります。

和モダン

スタイリッシュなインテリア+を取り入れたおしゃれなスタイル。
主に和室で多い和モダンスタイルですが、カジュアルすぎず落ち着いた雰囲気で人気なスタイルです。

最近の畳は縁のない琉球畳が多く、選べるカラーも豊富になっています。
ベーシックなグリーンの畳だけではなく、グレーやネイビーなどもあり和モダンなスタイルにはそんなダークトーンな畳もおすすめです。

さらに、和室にはブラックの置き物や石目調等があるとモダンな雰囲気が演出されます。

例えばこちらのインテリア。
ライトグレーの畳にブラウンのテーブル、グレーのストーン調の押し入れがスタイリッシュで和モダンなテイストです。
吊り押し入れ下のオブジェもモダンらしい空間となっています。

ホワイト、グレー、ブラウンでまとめたおしゃれなインテリアです。

シンプルモダン

シンプルモダンとは、無機質な素材でできた家具等を使用し、できるだけ無駄を省いたインテリアのことを指します。
無機質な素材とは、ガラスや金属などを基調としたもので、比較的直線的なデザインです。
部屋の中に物をあまり置かず、できるだけ余白のあるシンプルにしたインテリアを目指しましょう。

モノトーンのコーディネートもシンプルモダンの代表的なスタイルです。

北欧モダン

北欧モダンとは、①ナチュラル素材+②深みのあるカラー+③大胆なカラーや海外っぽさを感じる小物(家具)などを取り入れたインテリアを指します。

例えばこちらのインテリア。
天井やテーブルにナチュラルな素材を使いつつ、アソートカラーでグレーをいれています。そして、イスや照明にブラックを使用。
こちらのイスと照明は曲線的なデザインが海外のような雰囲気で、北欧っぽさを演出しています。

こちらのインテリアは、全体的にダークトーンを使用した空間に、イエローで大胆なアクセントを入れています。
イスやゴールドの照明が海外の要素となっており、北欧モダンなインテリアに仕上がっています。
暗い印象だと思われがちなダークトーンには、原色を入れることで明るく、さらに垢抜けた印象にすることができます。

また、原色は北欧らしさが出る色です。アクセントに入れることでおしゃれになります。

【テイスト別】カーテンを選んでみよう!

ナチュラルモダン

ナチュラルモダンには、【スタイリッシュさ】【素材感】が重要です。

スタイリッシュなカーテンには、縦型ブラインドがおすすめ。
縦に長いスラット(羽)を左右に動かして開閉するカーテンです。見た目がすっきりしていてクールな印象になりますので
モダンな空間にぴったりのカーテンです。
ただし、通常のドレープカーテンに比べて冷気が入りやすかったり、視線が気になったりする場合があるので用途に合わせて選定しましょう。

こちらは、リネンのような風合いを持つカーテン。家具や部屋全体をブラック系統でまとめた中に、自然素材を取り入れることで
ナチュラルかつ柔らかい雰囲気にすることができます。特にナチュラルモダンに取り入れやすいカーテンです。

おすすめカーテン

和モダン

和モダンには、【素材感】【重厚感】のあるカーテンがおすすめです。
シックな雰囲気の和室には、濃いの色がぴったり。
お部屋作りにはクールな印象を意識してみてください。

あまり暗くしすぎたくない!という方には、白いカーテンがおすすめ。
ナチュラル素材のカーテンだとより和っぽく、ツヤのある生地だとモダンな印象になります。
素材の特性を見て、選んでみてください♩

おすすめカーテン

シンプルモダン

シンプルモダンは、【無機質】がテーマなので、派手な色や柄のカーテンは避けた方がベター。
主張はあまり激しくなく、部屋に溶け込むようなカーテンがおすすめです。


ツヤのあるカーテンも、シンプルモダンな雰囲気とは相性◎
大柄よりも、細かい柄を選ぶことで上品かつ洗礼された印象に。

おすすめカーテン

北欧モダン

北欧モダンは、ダークトーンなカーテンはもちろん【幾何学模様】【植物柄】などの北欧らしい柄もののカーテンを取り入れても◎
色は落ち着いたトーンだとより統一感があります。
無地のカーテンをお好みの場合は、ツヤのあるカーテンよりもリネンやコットンなどの自然素材がおすすめです。

ダイナミックな植物柄でも、全体的にホワイト系統であれば、ダークトーンや木目調などの他のインテリアの色とも馴染みます。

おすすめカーテン

まとめ

モダンインテリアとは、スタイリッシュで都会的な内装を指します。ブラックやグレーなどダークトーンを使用することが多く、比較的クールなインテリアとされています。また、ナチュラルモダンや和モダンなど複数のテイストに分けることができ、それぞれ配色や特徴が異なります。
ナチュラルモダンは、クールなインテリアに木目調を加え、モダンな雰囲気にあたたかみをプラスしたようなテイストです。カーテンは、スタイリッシュさとナチュラルな素材感を意識すると◎
和モダンは、スタイリッシュな空間と畳や和紙など、を融合したテイスト。カーテンは、重厚感のあるものを選ぶとよりモダンな雰囲気になります。
さらに、シンプルモダンは無機質で生活感の少ないインテリアを指します。カーテンは色・柄ともに主張がないものがベター。
北欧モダンは、近年非常に人気の高い“海外っぽい家具や小物”を取り入れたスタイル。ナチュラルな素材も意識するとより北欧らしく仕上がります。カーテンは北欧ならではの柄や、天然素材などがおすすめです。

出典

株式会社リクルート
株式会社 I-House