【カーテンでつくるリビングコーディネート】

リビングには必ずといって良いほど必要なカーテン。窓だけでなく、間仕切りやちょっとした目隠しにもつかえるカーテンの使用方法やコーディネートをご紹介していきます。

Curtain × Living × Place

リビング内でのカーテンの活用方法についてご紹介いたします。

間仕切りとして

-リビング階段

寒さ対策としてカーテンを必要としている方が多いのがリビング階段。
解放感があってすっきりとしているリビング階段ですが、冬には冷気でひんやりと感じることもあると思います。
そんな時におすすめなのがロールスクリーンとドレープカーテン。
こちらの写真は、ロールスクリーンを活用して階段とリビングを仕切っています。ビスを使用して天井に直接金具を付けています。
スクリーンのあげさげは、横にあるチェーンを引っ張って行います。
上げ切った時も上にすっきりとスクリーンが収まるので、間仕切りが不要な時も気になりにくいのが嬉しいポイント。

下の写真のように、階段横もオープンになっている場合は隙間があかないように2台取り付けることでカバーできます。

カーテンで仕切る場合、つっぱり棒を使用してカーテンをかけることができます。カーテンレールを設置するよりも簡単に完成します。
用意するものは、つっぱり棒とカーテンのフックを引っ掛けるカーテンリングのみ。ビスを打つなどの作業も不要なため比較的手軽に、すぐにできるのがポイントです♩
カーテンは、レースや薄手の生地よりも遮光性のある分厚いドレープカーテンがおすすめです。より冷気を防いでくれます。また、ロールスクリーンよりも左右の壁に隙間ができないため保温性に優れています。

-収納

パントリーの収納の仕切りにも、ロールスクリーンが大活躍です♩
ロールスクリーンはフラットでぱきっとした硬めの生地なので壁に馴染みが良いのと、日常で扉のような感覚として使っていただけるのが特徴です。1枚目の写真のように、ロールスクリーンをアクセントとなるカラーにしてもおしゃれですね。2枚目の写真は、壁に馴染ませるように同じカラーで合わせています。

パントリーをカーテンで仕切ることも可能です。開口が広いので、カーテンレールを収納側に設置するのがおすすめです。
カーテンにすると、比較的ナチュラルな雰囲気になりますので、ボタニカルやカフェ風のインテイリアと相性が良いでしょう◎
カーテンは左右に開閉するので、ロールスクリーンに比べるとさっと素早い開け閉めができるのがメリットです。急な来客があった際などすぐに閉められるのが嬉しいですね。

-部屋の区切り

部屋を分けるのは壁や扉だけでなく、ロールスクリーンやプリーツスクリーンで可能です!
写真1枚目は、プリーツスクリーンという蛇腹状になっている生地を畳み上げるように開閉する商品です。
各開口に1枚ずつ取り付け、間仕切りとしています。

写真2枚目は、ロールスクリーンでリビングと和室を仕切っています。
扉ではなく、窓まわりに使う商品で間仕切りにするメリットは3つあります。一つ目は壁や扉を付けるよりもお値打ちな点。二つ目は上下に開閉するので扉の場所を取らず開口を広くとることができる点。三つ目はデザインや色を幅広く選択できる点です。選ぶ商品によって差はありますが扉よりも色は豊富にあることが多いです。ですので、アクセントにお気に入りの色を足してインテリアを楽しむことができます。
※ただし、ビスを打ち付けて設置するものになりますので、必ず下地(補強材)が必要になります。建築会社さんへご確認の上、施工をしてください♩

目隠しとして

ちょっとした目隠しとしてリビングの小窓におすすめなのがカフェカーテンです。
カフェカーテンとは、目線を隠す高さに取り付ける丈の短いカーテンのことで、当初カフェの窓に使ったことからカフェカーテンと呼ばれるようになったそうです。
リビングの場合、家の中で過ごす時間が特に長く、窓が道路に面していることも多い傾向にあります。例えば、すりガラスだけど人影が気になるためできるだけうつしにくくしたい、小さい窓だけどちょうど日の光が入って眩しい…などのお悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。
カフェカーテンは、つっぱり棒に専用の生地を通すだけで完成します。設置する高さもご自身で簡単に調整ができるのがメリットです。手軽に設置できるカーテンなので、気になっている方はぜひ試してみてください♩

Curtain × Living × Coordinate

リビングのコーディネートをご紹介いたします♩

【テイスト】

北欧風

北欧風のリビングは、グレーやベージュなどスモーキーなアソートカラー+青や赤などアクセントとなるカラーが北欧の定番です。
例えば先ほどの写真のコーディネートですが、カーテンや床はグレーとベージュで、アクセントカラーを緑と黒にしています。アクセントカラーの割合が気持ち多めに入っているため、グレーやベージュで落ち着きすぎずにポップな印象も与えてくれる北欧ナチュラルなコーディネートです。

こちらは、ブルーグリーンをふんだんに使ったコーディネート。ソファとカーテンの色がブルーグリーンでまとまりのあるインテリアとなっています。アクセントには、カーテンやクッションにもあるイエローを使っており、北欧らしいスタイルですね。

ナチュラル

ナチュラルなインテリアに欠かせないのがリネンやコットンなどの素材感です。
カーテンやクッションに自然素材の生地を使用することで一気にナチュラルコーディネートになります。
近年は、リネンライクやコットンライクなどのポリエステルを使用した生地も流行しています。ポリエステルの素材ですと自然素材のものに比べ、お手入れが非常に簡単なのと、お値打ちに購入できるのでおすすめです。

モダン

モダンなコーディネートには白や、グレー、ブラウンなどのダークトーンのカーテンがおすすめです。ソファや照明などで黒が多い場合はカーテンやラグは白でまとめるとシックなモダンスタイルになります。

グレーやシルバーのカーテンは、空間をぐっとスタイリッシュに引き締めます。少し光沢のある生地は、高級感もあるのでモダンスタイルにぴったりです。

【風水】

部屋において比較的大きな面積を占める窓は、気の出入りをする場所として風水では重要視されています。
リビングの窓の方角と運気の良いとされているカーテンの色をご紹介いたします。

▼東の窓×色

東の窓は、仕事運、勉強運、健康運、成長運、発展運などの運気に影響があると言われています。
カーテンの色は、パープル、青、赤、白などが気の整う色とされており、自然の中にある華やかな色と、光をたくさん取り入れることで運気アップが期待されています。

▼東南の窓×色

東南の窓は、家族運、結婚運、恋愛運、人気運、美容運に関係しています。
赤、白、緑、青系のカーテンをすることで気が整うと言われています。
また、花柄を取り入れることで恋愛運・結婚運にさらに効果が期待できます♩

▼西の窓×色

西は、金運、商売運の運気に影響があるといわれています。
シルバーやピンク、オレンジのカーテンにすると運気アップが期待できます。
ただし、日が差し込みすぎると浪費に繋がってしまうと言われています。そのためカーテンは遮光タイプが良いでしょう。

▼南の窓×色

南は、太陽のエネルギーを受けるところです。
名声を得る、権威がつく、美的センスがあがるなどの効果が期待されています。
効果のあるカーテンの色は、ベージュなどの茶色系と黄緑や緑です。茶系ですと強い気を安定させてくれる効果を、緑系は、運気を運んできてくれる効果を持っています♩

▼南西の窓×色

南西は、気が整うことで不動産運、家族運、子宝運のアップが期待されます。色は、オレンジ、ワインレッド、赤、ラベンダーなどがおすすめです。また、赤系はやる気を増す色とも言われています♩

▼北西の窓×色

北西は、出世運、事業運、貯蓄運のアップが期待できます。
色は、ブラウン、ベージュ、ホワイト、淡いピンクがおすすめのカラー。
「土」をイメージさせるブラウンやベージュは、事業の安定を期待できる色です。なので特に事業をされている方には、茶系がおすすめです。

▼北の窓×色

北は、恋愛運、家族運、子宝運の運気に関係があります。
クリーム色、ベージュ、アイボリー、ベビーピンクが効果のある色とされています。
比較的明るく、優しい色がおすすめです。間接照明などであたたかみを演出することでさらに効果が期待できます♪

リビングは、比較的明るめな色のカーテンで印象を明るくするのが気の流れを整えるのに良いとされています。
特に掃き出し窓のような大きな面積の窓は、気の流れが多いと言われています。できるだけ寒色系は避けると運気アップに繋がるのでおすすめです✱

まとめ

ロールスクリーンやカーテンは、リビング内の間仕切りとしてリビング階段や収納に活用することができます。さらに、部屋の扉や壁の替わりにロールスクリーンやプリーツスクリーンで仕切ることも可能です。そうすることで設置費用を抑えることができたり、扉がない分開口を広くとったりすることができます。壁や天井にビスを打つ際には必ず下地が必要ですので、ご自身又は建築会社様へ確認するのが良いでしょう。また、小窓からの視線や光が気になる方には、つっぱり棒でするカフェカーテンがおすすめです。すぐに手軽に始められるのでコストがかからない点がメリットです。
コーディネートにおいては、リビングのカーテンは「風水」が深く関係しています。窓の方角と色に合ったカーテンを選ぶことで運気の向上が期待できます♩ぜひカーテン選びの参考にしてみてください♩

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出典

一般社団法人日本インテリア協会
マイナビウーマン
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