アートグリーンで癒しのおしゃれインテリアに。

アートグリーンとは、人工観葉植物のことです。
植物があると部屋の中が一気にあか抜けた印象になるだけでなく、目や心にも癒しを与えてくれる最高なアートです。
忙しい毎日の中に、一瞬でも癒されるものがあると心がほっとしますよね。
そんなアートグリーンのいいところや風水についてご紹介します!

アートグリーンとは?

改めて、アートグリーンとは人工観葉植物(フェイクグリーン)のことで“季節を問うことなく楽しめる植物”です。
室内で手軽に楽しめるインテリア雑貨として、近年注目されています。
個人宅だけではなく、企業に観葉植物を積極的に設置する「オフィス緑化」という言葉も耳にします。
様々な場所でグリーンを楽しむ人が増えています。

アートグリーンの歴史

人工観葉植物の発祥は、北欧と言われています。
北欧は、冬が長く日の当たる日数も少ないのが特徴ともいえます。
そのような日々の中でも植物が楽しめるようにという思いから生まれたと言われています。
北欧の洗礼されたデザインや、インテリアにとって植物は重要な役割を果たしていたのでは、と考えられます。

また、最初に日本に入ってきたのは1960年代ごろだそうで、
植物全般というよりは、香港からプラスチックやビニールでできた造花が輸入されたのが始まりでした。
当時は、「香港フラワー」と称され大人気だったようです。

アートグリーンのメリット

手間がかからない

アートグリーンの1番のメリットは、自然の植物に比べて“手がかからない”というところです。
弊社のインスタグラムで観葉植物についてアンケートをとったところ、
約4割の方が「植物は手間がかかるから嫌(置きたくない)」と回答していました。(回答者約50人)

アートグリーンであれば、水やりや日光浴、鉢の植え替え等が不要のため忙しい方や、植物は好きだけれど育てるのは苦手…という方に非常におすすめです。

おしゃれなインテリアになる

部屋にグリーンを1つ取り入れるだけで一気にあか抜けた印象になります。
色・大きさともに比較的視界に入りやすく、毎日グリーンの癒しを感じられます。

また、アートグリーンは、日本で育てるのが困難な植物や、実際には存在しない形の植物まで多種多様にあります。
インテリアのテイストに合わせて選べる幅が広いのも嬉しいポイントです。

さらに、冬の寒い窓際や湿気の多い洗面室など場所を問わず置けるのも
アートグリーンでインテリアを楽しむメリットです。

空気がきれいになる

それは本物の植物だけでは?と疑問に感じる方もいるかもしれないですが、
人工観葉植物の中には、「光触媒」という加工がされたものがあります。

光触媒とは、「太陽や蛍光灯などの光が当たると、その表面で強力な酸化力が生まれ、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を除去できる環境浄化材料」のことで、消臭効果も期待できます。

加工された葉の面積が大きければ大きいほど効果が期待できますが、
小さいものでも時間をかければ効果は感じられます。

インテリアになるだけでなく、空気清浄機のような機能も持ち合わせているのは嬉しいですね。

リラックス効果

目にも良いとされるグリーンですが、実はストレスを軽減する効果もあるのです。
「植物が人の視界に入ることで精神の安定を示す脳波であるアルファ派が増える」と言われています。
緊張の緩和心拍数安定の効果があるとされています。

それによる効果として、実際にオフィス緑化でグリーンを取り入れている企業では、
「ストレス軽減効果を感じた社員が76.9%」、「視覚疲労緩和を感じた社員が77.9%」という結果だったそうです。
※DAYS OFFICE_GREEN/BOOK(コクヨ)より

その結果、コミュニケーションが活性化し、業務効率の向上に役立ったとされています。

アートグリーンのデメリット

植物の成長をみられない

アートグリーンは、植物が芽を出したり、花を咲かせたりなど成長していく様子は見られません。
植物が大きくなっていく様子を楽しみたい方は、本物の植物がおすすめです。

作りものっぽさがある

アートグリーンは、ポリエチレンなどの合成樹脂で作られいるものがほとんどで、
葉など表から見るとリアルな植物に近いものでも、裏からみると本物っぽさに欠けているものも中にはあります。
気になる場合には、そういった部分を見せないよう調整して設置する必要があります。

アートグリーン×風水

アートグリーンは風水向き?不向き?

実は、どちらの意見も存在しており、明確な答えはありません。

風水に使用してもOKという意見には、
「本物には劣るが、問題はないと考えられているから」、「風水は自分の好きなもの、気に入ったものを置くのが大事だから」などの意見があります。
また、本物の植物は、枯らしてしまうと風水的には悪い気を放つと言われています。
植物が大きければ大きいほど枯れたものの処分にも困ってしまい、なかなか手入れができないこともあるのではないでしょうか。
それもよりもアートグリーンで手軽に風水を楽しみたいという方がOKな意見派に多いのでしょう。

ただし、アートグリーンもほこりをかぶるのはNG。運気が下がってしまいます。
生きている植物ではない分、半永久的に飾ることができますが、ほこりが被らないようお手入れが必要になります。
時々布でほこりをふき取ってあげればOK。清潔に保つことで運気の上昇が期待できます。

一方で、NG意見としては、
「本物の植物に比べてパワーが少ない」、「生命力がない」という見解があります。
自然界で育っているものではない分、そう感じる方もいるはずです。
パワーが少ないのであれば、本物の方が良いという方は少なくないでしょう。

色と風水

風水と色は関係が深く、「色風水」と呼ばれる言葉もあります。
グリーンは、「健康運を上げる」効果があると言われています。
木が天に向かって伸びていくように成長運や、健康運のアップが期待できます。

緑は癒し効果の高い色なので、色風水においては本物、フェイク関係なく取り入れられそうです。

お部屋別!アートグリーン×風水

それぞれの居室でどのようなグリーンが運気上昇に効果的なのか解説します♡

-リビング-

人が集まり、家族団らんの時を過ごすリビングには、背の高いグリーンがおすすめ。
できれば、葉がとがっていて下向きでない葉の方が運気の上昇が期待できます。

リビングであれば床起きタイプのものから卓上タイプのものまで幅広く楽しめます。
最近人気の吊るすタイプのグリーン(ハンギンググリーン)はカーテンレールや壁などに吊るせば、活用できなかった空間にグリーンを取り入れることができます。

-キッチン-

キッチンでは、コンロと水まわりの間に置くと良いとされています。
理由は、火と水の二つの気が存在しており、気が乱れやすい場所とされているからです。
中和できるグリーンを置くことで運気の乱れを沈めてくれる効果があります。

グリーンは、葉のかたちが丸みを帯びているものや下向きに伸びているものがおすすめ。
上記のグリーンには、気持ちを静めてくれるような落ち着きをもたらしてくれる効果があります。

キッチンのグリーンは、置くタイプのものか、場所がなければハンギンググリーンでもおしゃれもに。

-トイレ-

トイレという場所は、そもそも悪い気を排出する場所なので運気があまり上がりにくいスポット。長居は禁物の場所です。
悪い気を吸収してくれるグリーンがおすすめで、こちらも葉が下にさがっているものや、丸みのある葉を選ぶと◎。
トイレは空気が乾燥していたり、日当たりの悪い場所なのでアートグリーンだと管理もらくちんです。

-寝室-

毎日、長時間使用する寝室は、心を癒しエネルギーをチャージしてくれる場所でもあります。
落ち着いた空間にするのがベストなので、リラックス効果のあるもの、特に下向きに伸びる葉がおすすめ。

また、光触媒で空気清浄機のような役割をしてくれるグリーンも長時間使用する部屋には取り入れたいポイントです♪

まとめ

アートグリーンとは、人工観葉植物のことで“季節を問うことなく楽しめる植物”です。水やりや日光浴が不要で、手間がかからないのが特徴。日当たりの悪い場所や、湿気の多い場所でもグリーンを楽しむことができます。さらに、光触媒の加工で空気を綺麗にしたり、グリーンを見ることでストレス軽減の効果があったりします。
アートグリーンは、インテリアを楽しむだけでなく、人の生活する環境を整えたり心を癒してくれる素敵なアートです。
リッツカーテンでは、より本物の植物に近いリアルなアートグリーンを取り扱っています。
ぜひお部屋やオフィスに取り入れてみてください♪

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出典

グリーンパーク384
コクヨマーケティング株式会社
株式会社マコトサービス
マイナビウーマン
東京寿園マガジン